10月23日(水)、防災研修の一環として、東京電力福島第一原発事故に関する施設の視察を行いました。当時の被害状況や復旧状況を自分の目で確かめ、私たちができることを改めて考える機会としました。
午前中は東日本大震災・原子力災害伝承館を訪れました。震災発生時の事故映像、地域住民の避難の様子や、行政対応の展示物を見ながら、語り部の方から生々しい話を聞き、当時の緊迫した状況が伺えました。
午後からは東京電力廃炉資料館を訪れました。地震による津波の影響で、発電所の電源が喪失し原子力事故へと繋がってしまった経緯、当時の対応、そして廃炉への取り組みについて学びました。廃炉への取り組みはまだまだ始まったばかり、子供・孫の世代にまで持ち越してしまうのでしょうか...。
今回の研修を通して、原子力に依存しない発電と日常生活での節電を、より真剣に考えていくと共に、地域コミュニティの繋がりを大切にしていかなければいけないと思いました。